中学最後の夏休みも終わりを告げ2学期が始まった。
これから秋に向かう中、この間は結構行事が多い。
今はもうすぐ始まる体育祭に向けて、授業でも各々出場する競技を練習したりしている。
私は運動は取り分け上手いわけではないので、50mハードル走の1つしか出ないので楽だ。
そんなにぎやかな健全なお祭りムードな中、私達は教室でPSP片手にがちゃがちゃボタンを連打しまくっている。
「……何してんのあんたら。」
「第一回ディシディア立海王者杯。
ビリが明日のお昼にアイス奢らないといけないの。」
「ふーん。」
聞いておきながら興味が無さそうにちよちゃんは私の机に座った。
(あ、またノートが尻の下に…)
たまたま前に丸井君達が遊びに来た時に、
全員がディシディア持ちだと発覚して今度対戦しようということに。
そして今日それを行っているという訳である。
今は一回戦で私は切原君と、丸井君対仁王君でバトル中である。
「うりゃー。くらえ超究武神覇斬!」
「ちょ、うわ!…あー、くそやられた!」
「よっしゃあ!いや切原君なかなか強かったよ。」
「その勝者の余裕すっげームカつくっス。」
第一回戦を無事に勝ち越して、隣で同じくバトっている丸井君と仁王君を待つ。
勝った方が決勝で当たるのだ。
ちなみに使用キャラは私がクラウドで切原君がライト、丸井君がバッツ、仁王君がシャントットである。
「っだー!何なんだよ仁王!それ反則だろぃ!」
「これも立派な戦法じゃ。かかるブンちゃんが悪い。」
「うぜええ。」
どうやら仁王君が勝ったらしい。
いそいそと仁王君の前に移動する際、丸井君が私の肩にぽんと手を置いて
「気をつけろよぃ」と神妙な面持ちで告げてきた。
いや一体何をだと疑問符を浮かべながら席に着く。
「よろしくー仁王君。」
「ん、じゃ始めるか。」
開始数分後、私は丸井君の言葉の意味を痛いほど理解することになる。
*****
結局勝負は仁王君の一人勝ちだった。
あの決勝戦でフルボッコにされて負けてしまい、2位という形におさまってしまったのである。
「それにしても仁王君のシャントット様が強すぎるんだけど……。」
「ああ、あのハメ方尋常じゃねえよな。完全にパターン入っちまうし。」
「まあ実力ぜよ。あ、赤也俺ダッツの抹茶でよろしく。」
「俺はクッキークリームな。」
「じゃあ私はストロベリーで。」
「ちょっと何で皆ダッツ縛りなんスか!もっと安いのにして下さいよ。」
「嫌じゃのう切原君や。ビリの奴がアイス奢るっちゅう約束じゃろ。」
「そうだぜ赤也。男ならぐだぐだ文句言うな。」
「楽しみにしてるよビリ原君。」
「ビリ原言うな!いじめだ!」
切原君はぎゃんぎゃん喚いていたが、これは立海王者杯のルールなので仕方ない。
勝負とは時として無情なのだよ。うん。
明日のお昼はダッツか。楽しみだ。
バトルしようぜ!
どうでもいい雑記。
順位→1位仁王、2位夢主、3位丸井、4位切原
使用キャラは適当決めました。
仁王はシャントットかクジャ。魔法系とか癖の強いキャラが好きそう。
丸井は皆の技使えるからとかそんな理由でバッツ。武器色々装備できるからでフリオも使う。
切原は一番RPGの勇者っぽいからとかいう理由でライト。
同じ様な理由で暗黒騎士⇔パラディンの変身がかっこいいからセシルも使う。
それからまたどんどん極めてみんなでやいやい対戦とかしてたらいいと思うよ!←
11.4.16