小学生と冴島


「わー、おじさんおっきいねー」

「(……いきなり知らん子どもが話しかけてきよった)」

「クマみたい。おじさんクマ見たことある?」

「…見たことはないな」

「そっかー。体大きいのうらやましいなぁ。おじさんくらい大きくなりたい」

「女の子はこんな大きなくてええやろ」

「そんなことないよ。
だってタケシくんいっつもわたしのことチビ!ってちょっかいかけるんだよ」

「そうか」

「だからこっちも泣かしてやった」

「泣かしたんか」

「首のとこぐっと掴んで、びたーん!ってしたら泣いた」

「タケシいろんな意味でかわいそうやな」

「早く大きくなりたいなー」

「今のままで充分ちゃうか」

「それでもっとタケシくんみたいなの倒したい」

「どんだけタケシに恨みあんねん」


5前の冴島さんなのでクマとは会ってないです。
小2のチビと冴島さんの特に意味のない会話



秋山と元カノの子ども


「あ、お父さんだ」

「…えっ?は、俺!?」

「そうだよ。名前も知ってるよ?あきやましゅんさんでしょ?」

「そうだけど…きみ誰?というかお父さんってどういうこと?」

「えーとね、お母さんはチカちゃんって言うの。これでわかる?」

「……ん、あー!はいはい!わかる!昔付き合ってたチカちゃんね。
いやー、懐かしいなぁ。子どもがいたのかー……ってあれ?それでお父さんってあれ?」

「どうしたのお父さん」

「待って!お父さんって確定するの待って!
いやでも気をつけてたし、いやでも万が一ってことも―」

「お母さんの言ってた通りだ!」

「へ?何が?」

「お母さんが秋山さん見かけたらお父さんって呼んでみなさい
 きっとおもしろい反応が見られるかもよって言ってたから」

「はあ?!じゃあきみのお父さんは…」

「秋山さんがお父さんじゃないよー。ほかにちゃんといるもん」

「はー。よかった。てっきりやらかしてしまったのかと思った」

「でもおもしろかったよ」

「俺はヒヤッとしたけどね。大人を振り回して楽しいかい?」

「わりと楽しかった!」

「もうやだこの子」


小1に弄ばれる秋山さん。
元カノ母親名前固定です。たぶん銀行員時代に付き合ってたとかそんなん。



真島と事務員


ちゃん頭痛薬持ってへん?」

「めずらしいですね。ちょっと待って下さい……あ、ありました」

「すまんなぁ」

「あ、そのまま飲んじゃダメですよ。ちゃんとお水で、はいどうぞ」

「はいはい。それにしてもその鞄何でも入っとるなぁ。四次元ポケットかいな」

「鞄というかポーチですけど。
 まあ胃薬、整腸剤、頭痛薬、絆創膏とかまあその他色々取り揃えてます」

「そんなぎょうさん入れとるから無駄に鞄重くなんねんで」

「無駄じゃないですよ。備えあれば憂いなしって言うじゃないですか」

「備えすぎなんもどうかと思うけどな」

「便利でいいじゃないですか」


鞄やたら重いの私だけですかね



大吾と幼なじみ


「うおっ、どうしたの大吾。いつもと随分雰囲気違うね」

「家、継いだんだ」

「しばらく見ないと思ったらいつの間に…。一瞬誰かと思ったよ」

「まあ色々あってな」

「じゃあもう飲み屋キャバクラはしごーウェーイ!みたいなことはやんないんだ」

「馬鹿、んなことできるわけねぇだろ。というかそんなノリしたことねぇよ」

「ふーん、そうなんだ。へぇー」

「なんだよ」

「また離れて行っちゃうんだなぁと思いまして」

……」

「や、気にしないで。陰ながら応援してるから」

「―離れてなんかいかねぇよ」

「大吾?」

「これからも、ずっと今まで通り一緒に……いや、一緒にいられなかった分傍にいる」

「………」

「……なんか言えよ」

「いや随分中身まで男前になったのかと。なんか普通に照れるわ」

「かわいいところもあるんだな」

「ほんとやめて恥ずかしいから!」


六代目就任してすぐの大吾さんと幼なじみ。



真島と事務員


「なんや、ちゃん携帯見てニヤニヤしよって。彼氏からメールか?」

「違いますよ!ほら、冴島さんに携帯の使い方教えているじゃないですか」

「ああ、そういやちゃんが兄弟の先生しとったな」

「練習もかねて私とメールのやりとりしてるんですけど、最近写真の撮り方とかもうまくなってきて」

「ほうほう」

「時々写真添付してきて下さるんですけど、
 よくすごいかわいい猫の写メ送ってきてくれるんです!ほら見てください」

「…うわ、ほんまや。なんや兄弟よう猫に懐かれとるなぁ」

「冴島さん大きいし強いから安心感ありますからねー」


冴島さん5ではバリバリ携帯使いこなしてましたね
初めて携帯見たときの反応が見てみたい





15.4.11